税務コラム

2024.05.07

起業相談は誰にするべき?

大阪市の西川一博税理士事務所では、法人・個人の方の税金・経営・資金調達・遺産相続などの幅広いお悩みにお応えしております。

「専門家からアドバイスを受けたい」「悩みを聞いてほしい」という時に、ご相談者様の目線に立ってベストなアドバイス・サポートをお届けいたします。

また実際のアドバイス・サポートだけでなく、こうしてブログという形でも皆様のお悩み解消・アイデア創生に繋げられれば幸いです。

今回は“起業時の相談先”について解説いたします。

起業に関する相談は誰にすればいい?

ご自身で独立開業をするときは、事業計画書の作成や起業にあたって必要となる自己資金、開業後のリスクについてなど、さまざまな事前準備が必要となります。

このような独立開業に関する疑問や心配ごとが生じた際には、内容に合わせて次のような相談先を選択し、アドバイスをもらうようにしましょう。

・起業家に相談する

独立開業で行わなければならない手続きやビジネスプラン、営業をかける際のポイント、実際の体験談など、起業に関して広く質問したい場合は、すでに起業を経験した起業家に相談するようにしましょう。

・司法書士、社労士に相談する

開業のための手続きや助成金の申請書類の作成などについて教えて欲しい場合は、司法書士や社労士に相談しましょう。

開業手続きには手間と時間がかかるため、事業を行いながら起業の準備をするのが難しい場合は、手続きを専門家に依頼することもできます。

・弁護士に相談する

契約書作成など法律が関係する手続きやトラブルに対応する場合は、法律の専門家に相談することをおすすめします。

税理士に相談する

毎月の会計処理や確定申告、節税についてのアドバイスなど、会社の税務や会計に関することは税理士に相談しましょう。

また、税務や会計関連の処理や手続きは複雑なことが多く、時間と手間がかかるため、起業後は事業に専念したいという方は、会計処理や確定申告の手続きなどを税理士に依頼することをおすすめします。

会社を設立するにあたって準備しなければならないことは数多くあります。

疑問や不安が生じたときには、それぞれの内容に沿った専門家に相談されることをおすすめします。